瞑想、メディテーション、マインドフルネスなど言い方はたくさんありますが、皆さんは瞑想の習慣はありますか?
瞑想は精神を安定させる効果が高く、とくにストレスや不安を和らげると言われています。それ以外でも、免疫力が向上することが研究でわかっていたり、記憶力や集中力といった認知機能向上などさまざまな効果が期待できると言われています。
脳波には種類があって、深い睡眠の時はデルタ波、浅い睡眠の時はシータ波、リラックスしている時はアルファ波、集中力している時はベータ波、さらに高い集中や緊張はハイベータ波。この脳波を皆さん普段無意識にコントロールして生活をしているのです。
しかし、生活習慣の乱れやストレスなどの影響で正常な脳波の無意識のコントロールがうまく行かない方が増えています。
例えば、寝ようと思ってもなかなか寝れない方や、仕事や勉強に集中しようとしても集中出来なかったり、、、そういった経験、皆さんもご経験あるのではないかと思います。
そこで、瞑想をすることで意識的に脳波をコントロールする練習になるのです。
瞑想中の脳波は、多くの研究がされていて瞑想の種類や瞑想をする方個人の経験によりさまざまな脳波パターンが出ると言われています。
瞑想はじめたての方や軽い瞑想をするとアルファ波と言われるリラックスした時にでてくる脳波が出現します。実は、目を閉じるだけでも多くの方がアルファ波が増加します。
次に、多くの方が深い瞑想中に出てくる脳波はシータ波です。
シータ波は本来浅い睡眠時に出てくる脳波で、夢を見ている時の脳波であり、潜在意識のような自身の内的な感情や思考が出てきやすかったり、想像力にも関係します。本当に夢を見ているような感覚です。
そして、さらに深い瞑想になるとデルタ波という深い睡眠時に出てくる脳波が出てきます。起きているのに、深く寝ている脳波が出ていることになるので、こちらはかなり瞑想経験を積まないと難しいです。ですが、デルタ波は身体の回復や休息効果が高いと言われているので瞑想で意識的にデルタ波が出せると非常に高い効果がありそうですよね!
最後に、僧侶の方など修行を積まれた方は瞑想中にガンマ波が出てきます。
ガンマ波は感覚が研ぎ澄まされ、深い精神的な集中をしている時に現れます。
このように瞑想をすることで、意識的に脳波をコントロールすることができるのです。
瞑想習慣をつけることによって、瞑想していない普段の生活においても意識的に脳波をコントロールすることがしやすくなり日常のパフォーマンスが非常に向上します。
ぜひ皆さんも瞑想を取り入れてみていただければと思います!
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