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執筆者の写真横浜 NFBスタジオ

2つの記憶力を高める方法

更新日:2024年12月19日


前回は、認知機能についてお話ししたので、今回はそれぞれの認知機能の高め方についてお話したいと思います。


7つの認知機能のうち

一つ目は、エピソードを長期的に記憶する機能です。

この機能を使った例え話でいうと、

「○○さんと前回会った時に、たしかお肉はあまり食べないと言っていたから、今回のランチはお魚にしよう!」というようなことがあります。

この機能が得意な方は、誰と何を話したか覚えていたり、いつどこに行ってどんなことがあったかなどを覚えている方が多いです。

カップルやご夫婦で、「前に○○行ったよね!」「え?私じゃないわよ?」というような喧嘩が起きたりするのは、この機能が苦手な方ですね。

この機能を高める方法は、耳を使った情報を処理することを練習してもらうと良いです。

耳だけで情報処理するのが本当に苦手な方であれば、映画を見て感想を記録するだけでも非常に効果的です。


二つ目は、ワーキングメモリです。

先程の機能が長期記憶に対して、こちらは短期記憶になります。

ワーキングメモリは、電話番号をメモしたり、スーパーに買い物に向かいながら買うものを覚えていられるかなどの機能です。

年齢を重ねると、ワーキングメモリが低下していることを実感する方が多いのではないでしょうか。

ワーキングメモリが低い方は、うっかり忘れ物が多かったり、人と会話をしていても、ちぐはぐな会話になってしまったりということがあります。

ワーキングメモリを向上させるために1番お勧めしているのは、100マス計算です。

毎日1ページやるだけでも、非常に効果的です。

また、ワーキングメモリが苦手な方は自身の脳のキャパシティと情報処理のバランスが取れていない方が多いので、なるべくこまめにメモをして、脳内に保持している情報を意識的に減らしてあげることがおすすめです。


今回は認知機能の中でも、記憶にまつわる2つの機能を高める方法をお伝えしました。

日常で少し意識をするだけで、脳が活性化されていきますので、

ぜひ実践して頂けたら嬉しいです。


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