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執筆者の写真横浜 NFBスタジオ

育脳


育脳という言葉を聞いたことのある方は多いのではないかと思いますが、脳の発達を促したり、最適な成長を支援するための教育や育児での取り組みのことを言います。

子どもの脳の力を最大限に引き出すために、さまざまなアプローチがありますのでご紹介したいと思います。


お子さんがいらっしゃる方であれば、我が子の可能性を最大限引き出してあげたい!と思うのが自然ですよね。

人間の脳は、お母さんのお腹の中にいる時から出来始めて、生まれた瞬間に実は神経細胞がピークにあって3歳になるまでに7割の神経細胞がなくなってしまうのはご存じですか?

神経細胞の数が多いことよりも、神経細胞どうしの繋がり、ネットワークが増えることで脳の重さは生まれた時の倍以上になるのです。

そのため、神経細胞の多さよりも繋がりの多さや深さが重要と言えます。

では、具体的に神経細胞の繋がりを増やしていく育脳のアプローチをご紹介します。

一つ目は、五感を使った感覚刺激です。絵本やカラフルなおもちゃなどを使った視覚の刺激や音楽や読み聞かせなどの聴覚の刺激、さまざまな質感のおもちゃなどの触覚の刺激良い匂い、臭い匂いなどの嗅覚の刺激、美味しいご飯などの味覚の刺激などになります。

二つ目は、運動です。走る、跳ねる、登るといった大きな運動や、お絵描きやブロックなどの指先の運動の2つ種類があります。

三つ目は、想像力を刺激することです。絵を描いたり、楽器を演奏したり、想像力と表現力を促すものです。

四つ目は、親子のコミュニケーションです。親子関係において積極的にスキンシップやコミュニケーションをとることで、情緒の安定や愛着の形成、感情の理解、脳や身体の発達を促します。

そして、最後はバランスの取れた生活習慣です。規則正しい生活やバランスの取れた食生活が土台として整うことで、健康的な脳の成長を促します。お子さんの可能性を引き出したいとお考えのパパ、ママであればもうすでにこれらを意識されている方もいらっしゃるのではないかと思います。

そういった方に注意してほしい点があります。それは、子どもの主体性を大切にしていただければと思います。どうしても脳に良いから、あたまが良くなってほしいからという理由で結果的に無理強いしてしまうことになる方が多いように感じます。

子ども自身が、何をしたいのか?何に興味があるのか?主体的に動くことが育脳のもっとも重要なポイントになります。

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