やる気スイッチ
- 横浜 NFBスタジオ
- 4月28日
- 読了時間: 2分

〈やらなければならないことがあるのに、つい後回しにしてしまう〉
そんなことありませんか?皆さん、一度は経験があるかと思います。
その時に、自己嫌悪になったり、後悔することもありますよね。
実は脳科学的にやる気は意識的にコントロールすることは難しい構造になっています。
やる気に関わっているのは、脳の『線条体』という脳の奥の方にある部分で、意思や思考を司る脳部位とは非常に離れた場所にあると言われています。
『線条体』は、体を動かすことと関係する大脳基底核の一部で、行動と快楽を結びつける働きがあります。
例えば皆さんが、何か物事に対してやる気が出ているときというのは、それをすると楽しい、良い結果になる、といった予測が立っていませんか?
このようなとき、『線条体』では行動と快楽が結びつき、働きが活性化しているのです。
『線条体』には、実際に快感を伴う行動をしているときだけでなく、
その行動によってごほうびが得られると予測したときの方が最も活性化するという性質があり、この予測こそが<やる気の正体>なのです。
このやる気のメカニズムを活用して、行動を起こす前に、その行動によって得られるご褒美を想像してみるとやる気スイッチが入りやすいということになります。
皆さんも今後「これをしたら自分は何が得られるんだろう?」と予測をしてやる気スイッチを入れてみてください!
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