認知機能
- 横浜 NFBスタジオ
- 2024年11月14日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年12月19日

今回は、【認知機能】についてお話します。
非認知機能が注目されている世の中ですが、そもそもの認知機能について深く知らない方もいるのではないでしょうか。
良く知られている言葉で、「認知症」がありますが、認知機能が著しく低下して生活に支障をきたしていると認知症になります。
その【認知機能】も、もちろん脳の機能になりますので、改めて詳しくお話していきたいと思います。
認知機能とは、記憶、理解、思考、判断、会話などの能力のことを言います。
認知機能は色々な分類方法があるのですが、私は7つに分類しています。
一つ目は、言語性記憶です。
エピソードを長期的に記憶する機能になります。
「昔、家族旅行で〇〇へ行って、お母さんがこんな面白いミスしたよね!」といったようなことは、言語性記憶になります。
二つ目は、作動記憶です。
いわゆる、ワーキングメモリ、短期記憶と言われる機能です。
帰りに、「牛乳とたまごと玉ねぎ2つ買ってくる!」というのが覚えていられるかといったことが作動記憶になります。
三つ目は、運動機能です。
運動神経の良さとはまた異なるのですが、手先のテキパキさや効率などの機能です。
四つ目は、言語流暢性です。
言葉をスラスラ出すことが出来るか、伝える力になります。
五つ目は、注意機能です。
注意機能は、注意や集中を持続したり分散する力であり、切り替えや気付く力です。
六つ目は、遂行機能です。
先の見通しを立てて、計画を立てる力です。
最後七つ目は、空間認知力です。
物体の位置や配置、方向などを認識する力で、具体的には道を覚えたり、物を片付けたりする力です。
認知機能は、学習、仕事、日常生活において、不可欠です。自分の意思で生きている限り認知機能を使わない日はないといっても過言ではありません。
例えば、作動記憶がないと映画を見ていても、前のシーンで何が起きたことを覚えていられないので理解出来ず面白くありません。
当たり前のことで、無意識ですが、生活の細かなところで認知機能をたくさん使って生活しています。
そのため、まずは自分の脳の状態や特性を知ることが心身ともに健康で、なりたい自分になる第一歩です。
脳波解析ではこれらの認知機能の得意、不得意についても分かりますので、
ご興味のある方はぜひ一度受けていただくと
ご自身の脳への考え方が変わり、人生が変わるきっかけになるのではないかと思います。




コメント